深夜の人々3

今年に入ってから立て続けに遭遇したケースです。

雨がシトシト降る深夜、車を止め、配達場所までは20㍍ほどあるのですがエンジンはかけたまま商品を持ってその場所まで行きました。エンジンをかけたままですのでやっぱり車をいたずらされないかと気になりチラチラ確認しながらの作業をしていると、女性が1人通り過ぎるのが見えました。

車にもどりチラっと見ると、通り過ぎた女性が歩いているのがわかりました。

私が車に乗り込みスタートさせたその時。

突然車の窓をドンドンドン!っと叩く音が。

雨に濡れた女性が立っていました。私は完全に幽霊だ!っと腰を抜かしかけましたが、そーっと窓を開けて恐る恐る

『何でしょう?』

すると

『駅はどっちでしょう?』

私はここからそう遠くない駅の場所をおしえてあげました。

車に傘を積んでいたので傘を貸してあげました。

私は仕事中なのでそれで別れました。


ここまでの出来事だと思いました。

しかしこれで終わらなかったのです!

続きは次回‥‥。